寒天好き

寒天を愛でよう。 古い日記を掘り起こせ。

空が騒がしいと思ったら、椋鳥がたくさん電線に集まっている。
一回り体つきの小さいのがいるのでよく見るとメジロが一羽混ざっていた。

「気付いちまいましたか。奴さん一緒に渡ってみたいなんて言いましてね。」
と、リーダーらしき椋鳥が教えてくれる。

「カモメのジョナサンみたいな向上心ね」
と返すと、
「ありゃあいけない。上をみすぎちゃ孤独が待ってます。あたしらは気楽なおしゃべり仲間でさぁ。」
と言ってけらけらと笑う。

「明日は南風が来て荒れますぜ。お日さんが真っ赤でしょう。気をつけなせぃ。」
そう言ったかと思うと一斉に皆が飛び立った。

けらけらけらけらと笑い声がたくさん降って。
目を凝らすとメジロもやはりけらけらと何か話しながら笑っており、大変満足気に見える。
私も負けずにツーステップを踏んで家路についた。

 

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