物語自体が、そもそも不在の物語なのだ。 波止場日記――労働と思索 (始まりの本) [単行本(ソフトカバー)]エリック・ホッファーみすず書房2014-09-11 …
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2016年06月
かじる
遊園地へ ゆく。 アイスクリームを たべる。夕食のあとは 外で 缶蹴りを する。昼のあいだ ずっと 夢でも みているようだ。 十月はハロウィーンの月 (詩人が贈る絵本) [単行本]ジョン アップダイクみすず書房2000-10 …
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あやとり
ここにある言葉は、ずっしりと心地よく重い。 …
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朝のつぼみ
虫に刺された。季節なのだろう。ちょっと面倒だったのでほうっておいて、朝目覚めたら芽が出ていた。双葉も開きかけており困惑する。抜くと少しいたがゆい。ただ、少し赤みがかった芽を育ててみたい気もしないでもない。どうしよう。全て抜くのは忍びない。 そのままにして …
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冷たいものをお召しになって
朝からいがいがと喉が痛む。鞄にチョコレートとエンドウ豆とを入れて行きつけの薬局へ向かう。途中、立て看板があり、「右:薬局。左:夕焼け」とある。まだ午前中なので夕焼けを見てからでも薬局へ行く時間はあるだろうと鑑みて、左手に向かうことにした。行き着いた先で見 …
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